キャンプやアウトドア、災害時でも電気を使えるようにするには、大容量のバッテリー搭載で充給電の出力が大きなポータブルバッテリーがおすすめです。
容量やサイズ、出力ポートの種類など多くの選択肢があるため、どれを選べばいいのか迷うところでしょう。
今回はポータブルバッテリーの選び方について解説し、おすすめのポータブルバッテリーをご紹介します。
ポータブル バッテリーを選ぶ際のポイントは4つ
ポータブルバッテリーは定格出力が2,000W程度、バッテリー容量が400,000mAh程度など大容量で、USBをはじめ、シガーソケットやAC/DCポートといったモバイルバッテリーよりも多くの端子に接続が可能です。
ポータブルバッテリーを選ぶ際に重要なポイントは次の5つです。
1.バッテリー容量は目的別に選ぶ
大は小を兼ねるといいますが、容量が大きいものはサイズが大きく高価です。
使用目的にあった容量を選びましょう。
使用目的 | おすすめの容量 |
---|---|
日帰りアウトドア・デイリーユース | 100〜200Wh |
キャンプ・車中泊 | 350Wh以上 |
防災目的 | 500Wh以上 |
Wh(ワットアワー)=1時間の消費電力
2.出力ポートの種類で選ぶ
ポータブルバッテリーで使いたいアイテムに対応したポートがあるタイプを選びましょう。
出力ポートの種類やポート数も確認してください。
AC出力は純正弦波(正弦波)」対応の製品を、USB出力は急速充電規格に対応(USB PDやQCなど)したものを選ぶことをおすすめします。
3.定格出力や電圧・周波数を確認する
ポータブルバッテリーを使用する際、定格出力を超える消費電力の製品には給電できないため、使う家電製品の消費電力を確認して選ぶことが重要です。
また、電圧が110Vや周波数60Hz専用となっている製品をACポートで接続する場合も注意が必要です。
4.安全性の確認
ポータブルバッテリーが取得している認証や保護機能を確認することをおすすめします。
PSE(日本)、CE(EU)など法律で定められた安全性能基準規格がついているものは安全性が高めです。
おすすめのポータブル バッテリー3選
おすすめのポータブルバッテリーをご紹介します。
デイリーユースやアウトドアにおすすめ
こちらの製品は容量500Whで、出力ポートの種類も豊富、液晶画面表示があるのでアウトドアなどにも十分対応できます。
PSE認証もあるので安心です。
大容量で日常生活にも対応可能
こちらの製品は容量が1500Whもあり、出力ポートの種類や液晶画面表示、PSE認証済みです。
また、家庭コンセントとソーラーパネルから充電可能と高性能ですが、重量は15kg程度とコンパクトでおすすめです。
持ち運びが簡単なコンパクトタイプ
こちらの製品は重量が3kg程度でサイズも約20x6x20cmでとてもコンパクトです。
容量は200Whですが、日帰りアウトドアなら十分です。
複数のアイテムを同時に充電可能ですから、スマホやゲーム機などを屋外で充電するのにも便利です。
ポータブルバッテリーは使用目的に合わせて選ぶのがおすすめ
ポータブルバッテリーは最大容量や出力ポートの種類などによって選択肢は多いですが、高性能で容量大なものは高価で重くなります。
使用目的に適したものを選ぶのがおすすめです。