一人暮らしでは、主にシングルベッドかセミダブルベッドを使います。ベッドを選ぶときには、いくつかのポイントに分けて考えると、できるだけ失敗を防ぐことができます。
シングルベッドとセミダブルベッドの特徴
一人暮らしにおけるシングルベッドとセミダブルベッド、それぞれのメリットとデメリットについてご説明いたします。比較しながらご覧ください。
シングルベッドのメリット・デメリット
シングルベッドは、色柄や種類の豊富さやシーツ類の洗濯のしやすさが大きなメリットです。デメリットに挙げられるのは、寝相の悪い人にとっては不安だということ。狭さを感じることはありませんが、セミダブルの方が余裕はあるでしょう。
セミダブルベッドのメリット・デメリット
セミダブルのメリットといえば、余裕のある寝心地です。シングルよりもひとまわり大きいため、寝返りをうっても落ちることはないでしょう。ですが、その分値段が高くなってしまったり、洗濯が大変になってしまうところはデメリットと言えます。
ベッド選びで考えるべき5つのポイント
これから「一人暮らしのベッドを選ぶならシングルか、セミダブルか?」について、5つの考えるべきポイントをご紹介します。
考えるべきポイント1.部屋の広さ
ワンルームで一人暮らしをする場合、ほとんどの面積を占めるのはベッド。「セミダブルベッドでゆっくり寝るか」、または「シングルベッドを選んで部屋を広く使うか」が大きな選択肢になるでしょう。
セミダブルベッドを置くには、8畳以上の部屋が理想です。しかし一人暮らしの場合、6畳ワンルームの方が多いのではないでしょうか。
人によって家具の数も変わってくるので、部屋にどんな家具をどのくらい置きたいのかも合わせて、部屋全体をイメージしながら考えるといいでしょう。
考えるべきポイント2.価格
誰もが気になる価格の面ですが、シングルベッドはセミダブルベッドよりひとまわり小さいため、フレームやマットレス、カバーのシーツ類の全ての面において安価で購入することができます。
フレームやマットレスは1つだけ購入すれば良いですが、掛布団やシーツ類は洗濯時や季節に合わせて、2セットは揃えなければなりません。
そうなるとシングルベッドとセミダブルベッド一式の総額は大きく変わるので、一人暮らしを始める状況に合わせて購入しましょう。
考えるべきポイント3.インテリア
セミダブルベッドはお部屋の中で大きな存在感があるので、一人暮らしの部屋が豪華に見えるかもしれません。
一方、シングルベッドの方がフレームやマットレスの種類も多く、自分の好みに合ったものが見つかりやすいと言えます。シーツ類の色柄や素材も豊富なので、選ぶ楽しさも多いでしょう。
考えるべきポイント4.洗濯
ベッドのマットレスは洗濯できず、干すことも簡単ではないため、布団よりもこまめにシーツを洗濯しなければなりません。夏は寝る時に汗を大量にかきますし、冬でも就寝時には汗をかいています。
セミダブルのシーツはシングルより大きいため、干すときも広めの場所が必要になります。それだけではなく、セミダブルは次に引っ越しをするときやお部屋の模様替えをするときも、力が必要になるでしょう。
考えるべきポイント5.体格
セミダブルの幅は120cmで、シングルの幅97cmよりも約20cm大きいサイズです。ですが、頭から足までの縦の長さはどちらも変わりません。
一般的には、シングルでも十分な広さだと言われています。もし肩幅や手足の長い方であれば、セミダブルの方が余裕を持って寝ることができるでしょう。
自分の好みに合わせて、シングルかセミダブルを購入しよう
これまで5つの考えるべきポイントをご紹介しましたが、シングルかセミダブル、一人暮らしの好みのベッドは決められたでしょうか?
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