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和室を子供部屋にしたい!メリットやおしゃれなレイアウトをご紹介

家にあまり使っていない和室が一つあるから、子供部屋に使えたら…と考えているご家庭もありますよね。また、すでに和室を子供部屋にしているけれど、もう少しオシャレにしたいと感じている方もいるかもしれません。

今回は、和室を子供部屋にするときのポイントをご紹介します。メリットやデメリット、レイアウトや家具選びのコツなどをチェックし、理想の子供部屋づくりにチャレンジしてみてくださいね。

和室を子供部屋にするメリット

子供部屋といえば、洋室のイメージがあるかもしれません。子供部屋が洋室だったという保護者の方も多いのではないでしょうか。和室といえば、やっぱり畳ですよね。ここでは、子供部屋が畳であることのメリットを挙げてみます。

畳の程よいクッション性能と吸音性

畳には、長い歴史があります。日本では畳製作技能士という国家資格が設けられていて、畳の製作や敷込み、修理などに必要な技能・知識を習得した職人のみなさんが活躍しています。最近は軽量タイプやフチのないタイプ、柄や色もさまざまなものがあり、洋室にラグのようなイメージで活用されているケースもあります。一般的に畳には「い草」が使われていて、クッション性や吸音性に優れているといわれているので、元気なお子さんが長い時間を過ごす場合も安心感がありそうですね。

素足と畳の相性

素足で畳の上を歩くのが好きという方も多いのではないかと思います。なんともいえない畳の良い香りと相まって、心が安らぐような感覚がありますよね。畳には感覚的な素足との相性の良さだけでなく、消臭効果や断熱効果も期待できるといわれています。

和室を子供部屋にするデメリット

次に和室を子供部屋にする際に知っておきたいデメリットをチェックしてみましょう。ここでは、畳・ふすま・障子についてご紹介します。

定期的なメンテナンスが必要

畳は、日光によって日焼けをしてしまうと、ダニやカビが発生してしまう可能性があります。定期的にメンテナンスをして、快適に過ごせるように心がけましょう。また、ふすまや障子には和紙が使われていることがよくありますが、月日とともに汚れや傷みが気になり出したり、お子さんが穴を開けてしまったりすることがあるので、定期的に張り替えが必要になりそうです。

家具の跡がついてしまう

畳は、重い家具を置いたり引きずったりすると凹みができ、キズがついてしまうことがあります。気になる方は、キズ防止のために椅子や勉強机の下に敷くマットや、椅子や勉強机の脚に取り付けるカバーなどを検討してみると良いでしょう。また、軽いキズや凹みであれば自分で修理できる場合もあるので、ご家庭で使われている畳の種類を確認し、メーカーのWEBサイトなどで調べてみることをおすすめします。

【小学生以下】和室のレイアウト・家具のポイント

せっかく和室を子供部屋にするのであれば、押し入れの収納力を最大限に活かしたいものです。ただ、ランドセルや学習用品などお子さんが日常的に使うものは、お子さんが見える・手が届く位置に収納ラックなどを置いて、お子さんが自分で片付けたり準備をしたりする習慣を身につけられるよう工夫してみましょう。

また、家具を移動することで畳にキズがつくことが心配な場合は、小学生のうちは必要最低限の家具を用意し、中学生になったら改めて必要な家具を検討・追加購入することで、家具を移動する回数を減らせそうです。

【中学生以上】和室のレイアウト・家具のポイント

お子さんが大きくなると、自分の部屋についてさまざまな希望が出てくるでしょう。例えば、布団で寝ていたお子さんが、「ベッドがほしい!」と言うこともあり得ますね。また、それまでリビングやダイニングで勉強していた場合も、子供部屋で勉強環境を整える必要性が出てくるかもしれません。それぞれ、ベッドや勉強机、椅子などを置くスペースを確保するために、ほかの家具を置く場所や収納をどうするのか再考する必要が出てきそうです。

和室を子供部屋にするときの注意点

続いて、スペースの活用や家具選びについての注意点をご紹介します。

押し入れもムダなく使う

和室を子供部屋にするのであれば、押し入れを有効活用するようにしましょう。上段と下段、手前と奥、それぞれ使い勝手が異なります。なんとなくしまうのではなく、使用する頻度を考えながら置く場所や置き方を工夫してみてください。収納アイテムを活用する場合は、押し入れの奥行きに合ったものを選び、デッドスペースがうまれないように注意したいものです。

洋風の家具はナチュラルテイストでそろえる

和テイストの家具も素敵ですが、洋テイストの家具のほうが選択肢が多く、大きさや機能性などイメージにぴったりのものを見つけやすいかもしれませんね。和室だから和テイストでなければ!ということはありません。畳やふすま、障子にもなじみやすい、ナチュラルテイストの家具を選ぶと良いでしょう。特に木製の勉強机や本棚は、あたたかみのある子供部屋づくりにおすすめです。

和室をオシャレな子供部屋にするポイント

もともと和室は落ち着いた雰囲気が人気の理由の一つでもありますが、ここでは和室の良さを活かしつつオシャレな子供部屋にするヒントをご紹介します。

ふすまをリメイクする

ふすまが少し地味だなと感じられる場合は、思い切ってふすまをリメイクしてみてはどうでしょうか。例えば、今あるふすま紙の上からお気に入りの壁紙を貼ってみたり、ウォールステッカーを活用してみたりすると手軽でありながら大きく印象が変わります。SNSなどでもさまざまなリメイク術が紹介されていますので、イメージに近いものを探し、お子さんと一緒に模様替えをしてみるのも楽しいですね。

家具の高さや色、素材をそろえる

和室だけでなく洋室にも当てはまることですが、家具を選ぶ際は高さや色、素材をそろえると統一感が出ます。特に、高さを抑えた家具でそろえると、部屋全体がすっきりした印象になるのでおすすめです。バラバラに購入すると違いが出てしまいがちなので、主要な家具はバランスを考えながらまとめて購入すると安心ですね。また、すでに子供部屋に置きたい家具が決まっている場合は、それをベースに考えてみると良いでしょう。

部屋のテーマをあらかじめ決めておく

こちらも、和室・洋室ともに大切なポイントです。部屋のテーマをあらかじめ決めておくことで、ぶれることなく部屋づくりを進めることができます。なかなかイメージがわきにくいという方は、WEBサイトやSNSなどで事例をチェックすることで、具体的に検討しやすくなります。わくわくランドのWEBサイトでも、さまざまな子供部屋用の家具を部屋の雰囲気とともにご紹介しているので、参考にしていただけたら嬉しいです。

収納スペースもオシャレに

どんなに壁や家具をオシャレなものにしても、収納スペースが片付いていなかったり収納ボックスのデザインがバラバラだったりすると、まとまりがなく感じられてしまいがちです。片付いたきれいな状態を維持するために収納のしやすさを重視し、収納ボックスも統一感のあるものを選ぶようにしましょう。

まとめ

今回は、和室を子供部屋にするときのポイントをご紹介しました。和室の大きな特徴といえば畳ですが、クッション性や吸音性、素足で歩くときの気持ち良さなどのメリットがあります。定期的にメンテナンスをしたり家具の跡がつかないように注意したりすることで、より快適に過ごすことができるでしょう。家具選びについては、和室だからと神経質にならずに、部屋のテーマに合わせて、家具の高さや色、素材などに注目しながら楽しく選んでみてくださいね。

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