「子供のランドセル、いつ買う?どこで買う?」毎年、多くのご家庭で「ラン活」が行われています。このランドセル選びは、お子さんの小学校入学に向けた準備の中でもビッグイベント!今回は、ランドセル工業会が実施したアンケート結果とあわせて、ランドセルの最適な購入時期や購入方法、ランドセルのトレンドに迫ります。
ランドセル購入に最適な時期とは?
これから初めてのランドセル購入を控えている方は、そもそもいつ頃から購入・検討すればいいのかイメージがわきにくいかもしれません。購入できる場所や方法が多様化し、いつでも購入できるからこそ、最適な時期が気になる方もいるでしょう。
最も購入されているのは「5月」
ランドセル工業会が実施したアンケート結果によると、「購入したランドセルの購入時期」として最も多いのが5月。ちょうど1年後の小学校入学に向けて、ランドセルの購買意識が高まる頃のようです。続いて、多いのが8月。より就学時期が近づいた夏休みに、祖父母・親戚の方と一緒にランドセルを買いに行く様子がイメージできますね。
ちなみに、「購入したランドセルの検討開始時期」としては、4月が最も多く、次いで前年12月という結果に。「ラン活」という名の通り、就学の1年以上前からじっくりと検討を始めるご家庭も多いことが分かります。
安く手に入れるなら8月以降がチャンス
ランドセルは、シンプルでお手頃な価格のものや品質やデザイン性を重視した高額なものなど、さまざまなタイプが発売されています。平均の購入金額も、気になるところかもしれませんね。結果は…5万8,524円!「小学校6年間、ずっと使う大切なものだから」という保護者の方の気持ちが伝わってくるようです。購入金額の内訳は、6万5,000円以上が約33%、4万円未満が約17%となっています。
衣類などのようにセールやアウトレット商品があるのかというと、すでに生産が終了している前年に販売していたタイプや、店頭展示品などが数量限定で販売されることがあるようです。気になる方は、店頭やオンラインストアをチェックしてみましょう。一般的に8月以降、お得な価格で手に入りやすくなるようです
こだわりたいなら早期購入も検討しよう
憧れのランドセルメーカーがある場合や、たくさんのモデルの中から選びたいという方は、「欲しかったランドセルが完売してしまった!」ということがないように、早めに購入を検討しましょう。
大手メーカーやランドセル工房では、ランドセル専用のカタログを制作しているところがあります。早めにカタログを手に入れて、じっくり検討してから予約をすると安心です。早期割引として、期間限定価格で購入できたり、特典としてプレゼントがついたりすることもあるので嬉しいですね。
ランドセルはどこで買う?
大手量販店や百貨店の特設コーナー、メーカーの出張展示会やショールームといった実店舗はもちろん、オンラインストアでも購入することができます。
実店舗での購入
お子さんの使いやすさや好みを重視したい方は、実店舗で実際に試すことができる実店舗での購入をおすすめします。お子さんが実際に背負ってみられたり、ランドセルの機能性を一緒に確認できたりするので安心ですね。トレンドや商品の特徴など気になることがあれば、販売員さんに聞くこともできます。
ネットでの購入
きょうだいのランドセル選びの経験があるから実物を見なくても大丈夫という場合や、近くに店舗がないという方は、オンラインストアでの購入が便利です。迷ったときは、ユーザーレビューも参考になりそうですね。メーカーの公式オンラインストアであれば、問い合わせ対応などのサポートも充実しているでしょう。
ランドセル購入時のポイント
ランドセルを検討・購入する際のポイントを、色(デザイン)、素材(重さ・価格)、注文方法に分けてご紹介します。
色(デザイン)
毎日使うものなので、お子さんが気に入って使い続けたくなるかが大切です。「購入した商品の決定理由」でも、「子供の好きな色だった」が1位、「デザインがよかった」が2位となっています。
お子さんが「この色がいい!」と言っても、以前の感覚で躊躇してしまうようなことがあるかもしれませんね。「購入したランドセルの色」のアンケート結果を見てみましょう。男の子の上位が黒、紺、青。女の子の上位が紫/薄紫、桃(ピンク、ローズ)、水色(スカイブルー)、その次が赤という結果に。以前より、ランドセルの色も多様化しているようです。
素材(重さ・価格)
素材によって、耐久性や重量、値段が変わります。本革のタイプは、主に牛革やコードバン(馬革)が使われます。質感や耐久性に優れている一方、重く感じられるかもしれません。人工皮革のタイプは、手入れがしやすく軽いなどの特徴があります。最近では、「超軽量」で背負いやすさを重視したナイロン製のランドセル型リュックも登場しています。なお、それぞれの価格帯は本革のタイプが高額、人工皮革やナイロン製のタイプは比較的安価というのが一般的です。
オーダーメイド
色やパーツ、収納力や機能性を選んでランドセルをオーダーできるメーカーや工房もあります。なかなか既製品のランドセルではイメージに合うものがないという時は、検討してみてはいかがでしょうか。オーダーメイド期間が設定されているため、早めに確認しましょう。
ランドセルラックも一緒に
ランドセルの購入とあわせて検討したいのが、ランドセルラックです。ランドセルをスマートに収納できるだけでなく、小学校生活で必要な小物や学習用品も収納できるもので、子供部屋をスッキリさせることができます。広い子供部屋であれば大容量収納できるワイドタイプ、限られたスペースを有効活用したい場合は高さを活かして収納できるハイタイプのものがおすすめです。さらに、棚板の位置を変えられる可動棚は、お子さんの成長に合わせてカスタマイズしながら長く使えて便利です。
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まとめ
お子さんの小学校入学に向けた準備の中でもビッグイベントである、ランドセルの購入。ランドセルの色やデザイン、素材や機能性はもちろん、購入できる場所や購入方法も多様化しています。小学校入学の1年前、つまり年中の終わりから年長のはじめ頃に購入を検討し、年長の夏ごろまでに購入する方が多い傾向にあります。
「ラン活」と聞くと焦ってしまう方もいるかもしれませんが、無理のない範囲で実物を見たりオンラインショップで調べたりしながら、お子さんに合ったものを選ぶようにしましょう。ただし、欲しいランドセルのメーカーやタイプが決まっている場合は、完売してしまう可能性があるため早めに予約などをすることが大切です。
小学校入学のタイミングは、お子さんが大きな一歩を踏み出す時です。お子さんが自分でランドセルや学習用品を片づける習慣を身につけるための一つのサポートとして、ランドセルラックの購入がおすすめです。わくわくランドは、ランドセルラックのほか、学習机や学習チェアなども取り揃えていますので、ぜひチェックしてみてください。
参考:一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会|ランドセル購入に関する調査 2023年
https://www.randoseru.gr.jp/graph/