無垢材とは？その魅力とメリットをご紹介

無垢材とは、純粋に一本の木からできた材料のことで、多くのメリットをもっています。心と体の両方にやさしい、天然素材である無垢材の魅力を、今回は厳選して4点ご紹介していきます。

1.天然木ならではの無垢材のぬくもり

天然木をぜいたくに使った無垢材の魅力といえば、やはりそのやさしいぬくもりでしょう。見た目にもそのナチュラルな色調は安心感がありますし、さわってみるとそのやさしくなめらかな手触りにも、自然のぬくもりを感じることができます。

これは鉄やプラスチックでは感じることのできない、天然木である無垢材ならではの魅力といえます。あたたかみあふれる無垢材のぬくもりで、家の中も明るく楽しい雰囲気につつまれることでしょう。

使い込むことによって、無垢材は色味や雰囲気が変わっていくという「エイジング」を楽しむことができます。

古民家の古い柱や梁を思い浮かべていただければわかりやすいかもしれませんが、無垢材は時が経つにつれて、雰囲気のある色合いと存在感へなんとも美しく育っていくのです。

これは言い換えれば、無垢材は長い年月使い続けることができる、ということでもあります。長年問題なく使い続けることができる丈夫な無垢材であるからこそ、その重ねた年月の変化を楽しむ、という贅沢が可能になっているといえるでしょう。

天然木の無垢材には、アレルギーになりにくいというメリットもあります。特にちいさなお子さまのいらっしゃるご家庭では、このメリットについては気になるのではないでしょうか。

無垢材を使用していないフラッシュ家具などでは芯材と合板や、集成材を張り合わせるために、大量の接着剤を使用します。実はこの接着剤の中に、アレルギーの原因になる成分が入っていることがあるのです。

無垢材でも、板の幅を出すために接着をすることはありますが、使うのはごくわずかな量なのでほとんど影響はないといえるでしょう。接着剤の使用量がごくわずかですむ無垢材は、アレルギーになりにくいので安心して使うことができるのです。

フラッシュ家具の場合は中が空洞の箇所があったり、表面を削ったりすることができないので修理するのが難しく、場合によっては修理不能ということも。無垢材は合板を張り合わせたりしていないので、もし万が一トラブルが起きた場合でも、板を加工したり削ることによって修理が可能です。

先の項でも無垢材の家具は長く使うことができると紹介しましたが、この「修理がしやすい」というメリットも、長く使い続けることができるひとつの要因といえるでしょう。

表面を削りなおして再び塗装をしなおせば、新品同様の状態まで修復することが可能です。まっさらな状態にもどった家具で気分を一新して、また気持ちよく使いはじめるという選択をすることもできるのです。

無垢材は今回紹介した以外にも、さまざまなメリットや魅力をもっています。家具をお探しの方は、使って気持ちよく体にも安心な無垢材のものにこだわってみてはいかがでしょうか。

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