カントリー机のいちばんの魅力は、素材となっている天然木ならではの風合いです。同じ机でも、使われている木材の種類によって、その印象はかなり違うので、お部屋の雰囲気も変わってきます。今回はカントリー机に使われる、天然木の種類や特徴についてまとめました。
カントリー机に使われる木材
カントリー机をはじめとするカントリー家具には、次のような木材が使用されます。
パイン
白い色合いとやわらかな手ざわりが特徴のパイン材は、マツ科の木材の総称で、国内ではカントリー家具の素材としてもっとも多く利用されています。節や木目のはっきりした、素朴であたたかみのあるパイン材のカントリー机は、お子さまの学習机としても人気です。
オーク
堅く重厚な高級木材として有名な、ナラ科の広葉樹を原料とするオーク材。
灰白色~暗灰褐色の木肌には、虎斑(とらふ)と呼ばれる美しい模様が見られます。ナチュラルな印象のオーク材のカントリー机は、子供部屋にはもちろん、リビングなどにもなじみやすいのが特徴です。
メープル
透明感と光沢に優れ、キメ細かく美しい木肌が特徴のメープル材。
堅く丈夫で、加工後の狂いが比較的少ないことから、バイオリンなどの楽器にも多く使用される木材です。白く繊細な見た目から、フレンチテイストのカントリー机の素材としても好まれます。
ウォールナット
濃い褐色と深いツヤが独特の存在感をかもし出すウォールナットは、世界三大銘木の一つにも数えられる高級木材。ブリティッシュカントリーのような重厚なスタイルに多く用いられ、アンティークのカントリー机などの素材としても人気です。
その他
ナチュラルな色合いと柔らかさが特徴のアルダー材、緻密な木肌となめらかなツヤが人気のチェリー。また、ウォールナットと並んで世界三大銘木とされる高級材のチークやマホガニー、さらには日本伝統のヒノキ材などといった、じつにさまざまな木材が、カントリー家具の素材として使われています。
年月を重ねて風合いを増す天然木のカントリー机
こうした木材の種類によって、多彩な風合いが楽しめるカントリー家具。しかもこの風合いが、年月を重ねるほどに奥行きを増していくのも大きな魅力です。
天然木で作られた家具は「生きている家具」などと言われることがありますが、手入れをしながら使い込むうちに、まさに生き物のように使う人の愛情に応えて、味わい深い表情へと変わっていきます。
とくにカントリー机は、学習机としてお子さまが小さい頃からずっと、長年にわたってお使いいただくことも多い家具です。時を経て深みを帯びる木肌の色ツヤや手ざわりはもちろん、いつのまにかついてしまったキズでさえも、お子さまの成長の記録として、愛おしくかけがえのない“味”となっていくでしょう。
天然木だからこそ長く使える
お子さまの成長とともに味を積み重ねていくカントリー机は、やがて優しさと温もりの中にも、大人になったお子さまにふさわしい風格を備えた机となっていくはずです。
丈夫で長く使えるのは、上質な天然木を贅沢に使用しているからこそ。わくわくランドのカントリー机は、突板仕上げになっているのでリーズナブルな価格が特徴です。丈夫さに加えてデザイン・機能性にもこだわった、大人になっても使いやすい自慢のカントリー机を、ぜひご覧ください。